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スラムドック$ミリオネア

 世の中は5月の大型連休。僕の場合このご時世につき小型連休をいただきました。なんとなくいつもと変わらぬ休日ではあったがゆっくりと過ごした。連休の最終日、少しくらい非日常をと思い映画を観ることにした。 何を観ようかいろいろ迷ったが、以前から気になっていた『スラムドック$ミリオネア』を観ることにした。 衣山サンシャインは割と混み合っていたが、『スラムドック~』を観る人はそれほど多くないみたいだ。 いつものようにフライドポテトと飲み物を買ってから席につく。何かの儀式のように。これがなくてははじまらない。
 
 この映画、内容から言ってひと昔前ならアングラな映画館で放映していたような類のものかもしれない。全世界で話題を呼び、大ヒットしているということであるが、その内容に対して現地、インドの方々の批判の声は高いとのこと。大筋はインド・ムンバイのスラム地区出身の若者が無一文から大金持ちになるという、いわゆる欲と愛の狭間に揺れるサクセスストーリーが中心である。
 
 インドの映画会社にはBollywoodという会社があって(意味はBombay+Hollywoodからきているらしい)、この『スラムドック~』はHollywoodがそのBollywoodの映画手法をまねてつくっているそうだ。 その辺でハリウッドが少しからかって(風刺して)制作したんだなと分かる。 そしてまたそこが、インド人の批判を浴びる。
 
インド・ムンバイ・スラム地区の住人を中心とした批判、そして彼らが憤慨している点は、映画を通して世界中でインドのスラム街の赤裸々な姿をのぞきみられ、さらされたということ。この映画は 「Poverty Porn(貧困層のポルノ)」だと、その侮辱に対してかなり怒っている。

 映画の脚本家が考えた「slum+dog(スラムドック)」という造語に対してもかなり憤慨し、一部激しい批判活動家はプラカードをもって、「スラムドックと呼ぶな、我々はスラムドックではない。」と抗議デモも起こしている。 結局、制作したのがアメリカ・ハリウッドであるので、軽いちょっとした風刺ジョーク的感覚で名付けたものが、インド人にとっては深い傷となる。 「dog(犬)」はアメリカ人にとって、最愛のペット意味合いもあるし、反対に「卑劣なやつ」といった俗語的意味合いもある。(もちろん日本でもその感覚はある) 一方、インドでは犬は広く汚い存在として扱われるとのこと。加えて「不吉な」「危険な」イメージもあるらしい。ということで言葉のとらえ方の感覚の違いは多分にあるだろうなと思う。

 近年、急成長してきた人口11億万人、大国インド。 現在でもやはり貧富の差は激しく、社会的差別、宗教による文化的隔たりも多分にある。以前、中国へ行った時も似たようなことを感じた。 あまり見ることがないインドのリアルな側面が見れて、個人的には興味深く映画を観ることができたんだけど・・・。 インドの人にとっては軽くとらえられた実情が気に入らないんでしょうね。

参考
→http://roomfordebate.blogs.nytimes.com/2009/02/20/the-real-roots-of-the-slumdog-protests/?scp=2&sq=slumdog&st=cse


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愛媛県松山市在住。生家が酒蔵です。趣味は呑むこと、食べること。音楽。

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